集中力を脳の血流状態から調べてみた(総合所見)

集中力を医学的な観点から調べるべく、「脳の血流状態を可視化する検査(脳SPECT検査という)」を受けてみた。(当時通っていた心療内科のススメで受けた。)

比較的軽度?ではあるが、ADDの傾向はある、という診断結果だった。

自覚はあったので「やはりそうか。」が素直な感想。

ただ、部屋の片付けなどは得意なので、「ただし典型的ではない」というコメントもある程度納得できた。

正確に自分を知ることができる検査なのではと思った。

集中力向上に向けた具体的な対策もセットで見解を貰えるたため、同じような悩みを持っている人は一度は受けておくのがいいのかもしれない、と思った。

検査結果(総合所見)は以下の通り(原文ママ)。

  • 総合所見
    • ADDに特徴的とされる脳画像所見として矛盾しません。ただし、典型的ではありません。診断に関しては、臨床症状との照らし合わせが重要です。
    • うつ状態に特徴的とされる脳画像所見と矛盾しません。ただし、診断に関しては、臨床症状との照らし合わせが重要です。
    • 前頭型+側頭型の脳タイプ所見を認めます。
    • 頭部外傷の後遺症と思われる所見は認めません。
    • 運動不足である可能性があります。
  • 脳の血流画像(SPECT画像)に対する所見 ※診断報告書原文ママ
    • 両側の前頭前野(背外側部を含む)において、血流低下を認めます。(集中時に改善します。)
    • 左側の側頭葉において、血流低下を認めます。(集中時に改善します。)
    • 両側の頭頂葉(〜補足運動野)において、血流低下を認めます。
    • 両側の弁蓋部(腹外側部)において、少し血流低下を認めます。
    • 両側の基底核において、少し血流増加を認めます。(病的意義はない印象)
    • 左側の後頭側頭回において、血流低下を認めます。(集中時に改善します)
  • 受診日:2015年2月27日(集中状態を測定)
  • 受診日:2015年3月6日(安静状態を測定)